CINRA presents exPoP!!!!!

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荒川ケンタウロスインタビュー

11.11.30

シャムキャッツインタビュー

09.03.13

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09.03.13

exPoP!!!!!オリジナルグッズ

シャムキャッツインタビュー

「喜怒哀楽の「楽」って結構謎なんですよね」

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ーじゃあ、『はしけ』と『GUM』では全然手応えが違うわけですね。

夏目:全然違いますね。簡単にいうと『はしけ』の時はお世話されてましたよね。自分たちはアルバムに向けてただ曲を作っていけばよかったけど、今作はジャケットから録音から全て、一緒にやってきたチームと僕たち4人で作りました。

シャムキャッツ

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ーアーティストは曲作りだけに専念したほうがいい、という考え方もありますよね。曲作り以外も自分たちでやることによって、どういう部分が活かされたと思いますか。

夏目:僕は、生活の中から曲が生まれると思っているから、同じような生活とか考えを持っている人たちとチームを組んだ方がいいフィーリングが出るし、そいういうムードが曲に反映されると思うんですよね。そういうものを作りたいから距離の遠い人には頼まないんです。あと、そういうフィーリングが出てる作品が好きですね。

菅原:僕もまったく一緒です。

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ーあと、シャムキャッツには海のイメージが強いですよね。シングル『渚』のタイトルにしてもそうだし、今作にも「海べ」とか「灯台」などの単語が出てきますが、海はシャムキャッツのテーマとしてあるのでしょうか。

夏目:よく質問されるんですけど、特に理由はないんですよね。地元が浦安で海が近いから自然と歌詞にも出てくるんですよ。「しばらくひとりでいたい」は、震災のときに地元の液状化がすごくて疲れてしまって、人に会いたくないなと思っていたときに出来た曲だし、「GET BACK」も少年の歌なんですけど、自分が子どもの頃、海の近くに住んでいたから、自然と出てきたんですよね。

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ーネガティブな感情から曲が生まれるタイプのアーティストもいますが、シャムキャッツはどういう感情から曲が出来ることが多いのでしょう。

夏目:そこは思うとこがあるんですけどお(※ちょっと高い、おどけた感じの声で)。

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ー?(笑)

夏目:今みたいな感じで、ちょっと真面目なことでも少しふざけると、すんなりいくことって多いと思うんですよね。急に、「お茶おいしいー(※ちょっと高い声で)」とか言うと心地いいというか、そういうフィーリングだと思うんですよ。確かにポジティブなフィーリングだけだと、曲とか作品は前に進まないと思うんです。坂本慎太郎さんの新譜を聴いた時にも思ったんですけど、「広い通りを死んだつもりでさまよった」って、すごくどよんとした歌詞じゃないですか。でも、ああいうメロディとリズムで言い換えられると、なんか楽しいというか。

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ー確かにそうですね。単純に喜怒哀楽という4つで分けるのは難しいですよね。

夏目:その4つの中で言うと、「楽」が1番いいなと思います。喜怒哀楽の「楽」って結構謎なんですよね。「喜」は楽しい、「怒」は怒る、「哀」は悲しい、でも「楽」は「喜」とかぶっているんですよ。

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ー確かに「楽」は、よくわからないですよね。

夏目:でしょ。最近気付いたんですけど、「楽」は普通ってことなんじゃないかなと思うんです。楽にして下さいとか、楽に行こうよとかって言うじゃないですか。それって普通にして下さいってことなんですよ。楽しもうって気張ったら、全然楽しくないじゃないですか。つまり、普通でいればいいってことだと思うんですよね。喜怒哀楽も、最後に「楽」があるのは、喜怒哀があって最後に「楽」に行き着くからなんじゃないかな。

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ー曲作りも「楽」を目指して、メンバー同士でアイデアをすり合わせて作っていくんですか。

夏目:曲によって違うんですけど、基本的には僕が曲を作っていって、その曲でやりたいことはやってから渡すから、他は勝手にやってくれって感じで。これは、プロデューサーの古里おさむさん(uminecosounds)に言われたんですけど、1人ずつが材料を持ってきて曲を作るっていうよりも、砂遊びをしているような感じなんじゃないかなと思います。城を作っていたら、急にトンネルを掘るやつがいたり…その感じがおもしろいんです。

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ー今後、さらにシャムキャッツを色んな人に知ってもらうためには、レーベルや大人の人たちと組んでいく必要も出てくるかと思いますが、より大きな場所に向かっていく気持ちはありますか。

夏目:向かっていく気持ちはあります。勝負をしなきゃいけないときもあると思ってますけど、やりやすい人と組んでやろうと思います。知らない人が入ってくることに対して、僕たちはすごく構えてしますので。とりあえず1回会ってみないと分からないし、よく考えてやっていこうと思います。

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ー現在はライブも調子いいんじゃないですか。

菅原:そうなんです。演奏がうまくなってギターを弾くのが楽しいとか、そういう単純なことでもないんですけど…ライブの日が待ち遠しいんですよね。

夏目:普通に楽しみだよね。なんか何も考えなくなったよね。

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ーつまり、ライブも「楽」になったってことですね。

夏目:うまく繋げましたね(笑)。でも、そうかもしれないですね。スタジオに入ったら、逆に疲れが取れたりしますもん。

菅原:練習はして…ませんけど、最近ライブが終わった後に悔しいって思うようになったんです。あまり言いたくないから人前では言わないですけどね。

夏目:(菅原は)向上心があると言わないことを美学にしてる人間だもんね(笑)。ライブが終わった後のメンバーの雰囲気がおもしろいんですよ。「どーだった、お前的に?」「まあいいんじゃない」「そっか…」みたいな感じで、思っていることを絶対に言わずに、じゃあ飲みに行くかって(笑)。

菅原:でも本当にライブが待ち遠しいです。久しぶりのexPOP!!!!!、すごく楽しみにしています!

シャムキャッツが出演する『exPoP!!!!! vol.57』の詳細はコチラから!

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シャムキャッツ『GUM』
シャムキャッツ『GUM』

シャムキャッツ
『GUM』

2011年11月23日発売
価格:1,680円(税込)
NFBS-003

1. 落ち着かないのさ(新録)
2. しばらくひとりでいたい
3. GET BACK
4. サンシャイン
5. 不安でも移動
6. 気をつけて
7. ビキニ
8. BOYS DON'T CRY


『『GUM』レコ発イベント&ツアー』

2012年2月4日(土)
会場:東京都 渋谷 O-nest
出演:
シャムキャッツ
moools
ジョセフ・アルフ・ポルカ

2012年2月24日(金)
会場:愛知県 名古屋 Live&Lounge Vio

2012年2月26日(日)
会場:大阪府 難波 BEARS

2012年3月10日(土)
会場:茨城県 つくば kitchen Soya

2012年3月17日(土)
会場:長野県 長野 ネオンホール

2012年3月18日(日)
会場:群馬県 高崎 club FLEEZ Asile

2012年3月23日(金)
会場:京都府 京都 拾得

2012年3月24日(土)
会場:兵庫県 神戸 HELLUVA LOUNGE

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