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12.04.27

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12.01.17

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11.11.30

シャムキャッツインタビュー

09.03.13

前野健太インタビュー

09.03.13

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OTOTOI GROUPインタビュー

「こういうところがまた偏屈でしょ?(笑)そこが面白いところで」

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ーでも、メロディと言葉の乗せ方がすごく丁寧ですよね。ちょっとフォーキーというか。これはどういうところからきているんだろう。

岩崎:童謡とかはものすごく執着して聴いてたんです。小さい頃に「みんなのうた」ってあったじゃないですか。あれがクラスで私の持っているものだけものすごくボロボロになってましたね。いつでも持ち歩いて、家でも車の中でもずっと歌ってたんです(笑)。メロディなんかにはそれが完全に染み込んじゃってるんだと思う。

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ー歌うのが小さい頃から好きだったんですね。

岩崎:はい。今は全然好きじゃないですけど。

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ーえぇ?!

岩崎:(笑)。

丸茂:まあ、でも多分それはそうなんですよ。岩崎がボーカルになったのはこのバンドが初めてで。

岩崎:3人のなかで誰も歌える人がいなかったんですよね(笑)。それでとりあえず私が歌うことになって。

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ーフロントに立つのが嫌だったってこと?

岩崎:はい。緊張するし(笑)。やればやるほどすごく難しいし。

丸茂:もともとこのバンドに僕は岩崎を鍵盤として誘ったんです。そしたら、鍵盤を弾きながら歌うよりギターにしたいと言い出して。ギターまったくやったことないのに(笑)。

岩崎:自分が鍵盤を弾きながら歌っている姿を思い浮かばなかったんですよね(笑)。スカートとか穿きたくないし、化粧もいやだし。でも、TシャツとGパンで鍵盤を弾くわけにはいかないじゃないですか。

丸茂:だから僕と諸井が岩崎にギターを教えるところから始まったんです(笑)。その結果として、前のバンドの延長ではなく、まっさらな状態から始めることになったんです。

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ー鍵盤が必要だったのはどうして?

丸茂:音というよりも、バンドの見た目としていた方がいいなと思ってたんですよね。あと、その頃すごくプログレが好きだったことも関係あるかな。でも、どういう音楽をやるかはそれほど重要なことでもなかったんです。それよりも誰と一緒にやるかが大事で。この人たちの面白さはよくわかってたので(笑)。

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ー(笑)。じゃあ、丸茂さんは岩崎さんのどういうところに面白さを感じていたのですか。

丸茂:まず、女を感じないじゃないですか。

岩崎:そこ!?

丸茂:いやいや、こういう男所帯のバンドではすごく大事なところだよ。声とギャップがあるのも面白いし。人間的には、まぁ偏屈だよねぇ(笑)。それは僕も諸井くんもそうなんだけど。

:僕はこの3人と大学のサークルが一緒だったんですけど、まさにそういう人の集まりみたいなサークルだったんですよね(笑)。

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ーいわゆる学生ノリみたいな感じのサークルではなく?

丸茂:まったく違いますね。「酒呑んで話し込んでなんぼだろ」みたいな(笑)。

岩崎:まあ、確かに周りはそういう感じでしたね。それと比べると私は普通だったので、まったく馴染めませんでした。

丸茂:こういうところがまた偏屈でしょ?(笑)そこが面白いところで。

:ター坊(片岡)からも似たオーラを感じたんだよね。ホント自然に加わってくれたし。

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ー片岡さんは途中からバンドに加入したんですよね。

片岡(Key):彼らと出会ったのは去年の1月くらいで、しかもその時は僕が一方的に知っただけだったんです。ライブハウスでたまたまOTOTOI GROUPのライブを見て、CDを買って。で、それとは別にレコーディングを手伝っていたバンドがあったんですけど、そのバンドが企画イベントにOTOTOI GROUPを呼ぶことになって、そこから付き合いが始まりました。

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ー片岡さんはエンジニアの仕事をされてきたそうですが、バンド活動はこれまでもやってきていたのですか。

片岡:バンドはまったくやってなくて。ギターはやってたんですけど。

:鍋パーティに誘ったんだよね。それをきっかけに仲良くなって、みんなであいつならいいんじゃないかという話になって。

丸茂:ちょうどひとり辞めたところだったんですよ。それでしばらく4人でライブをやってたんだけど、ちょっと手詰まり感があって。

:その時期は僕が鍵盤も弾いていたんですけど、ギター1本にしぼりたくて。

丸茂:そこで片岡くんに「鍵盤やったことある?」と声をかけて。

片岡:いや、最初は「誰かいい人いないかな?」っていう相談だったんですよ(笑)。

丸茂:そこは岩崎の戦略だったらしいですよ。

岩崎:だって、いきなり誘ったらびっくりすると思ったからさ(笑)。

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ー口説く過程を踏んだんだ(笑)。

岩崎:そう、私は口説き上手なんですよ(笑)。この人たちも実はみんなそうで。いろいろとコネコネしながらメンバーにしていったんです。すべてが計算ずく(笑)。

片岡:(笑)。その当時の僕はPAとかのスタッフ業をやっていたのもあって、そういう遠回しな誘いだったみたいです。でも、いつかバンドはやりたかったし、それがOTOTOI GROUPからの誘いだったので、すぐにやりたいと思いました。

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ーこのバンドのどういうところに惹かれたのですか。

片岡:サウンドはもちろんですけど、やっぱり歌の素朴なところなのかな。あと、丸茂さんのドラムもすごくかっこいいなと思ってたので。

丸茂:マジで? それは嬉しいなぁ。

:あんまり持ち上げない方がいいよ。自信つけると、次のライブでドラムの音量が1.5倍になるから(笑)。

3/3ページ:「サークルの先輩から『お前たまには失恋ソングでも作ってみろよ』と言われて『いいですよ。それくらい作れますよ』と(笑)」

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